Gravioは バージョン 5 からAWS, Azure, GCPなどのクラウドサービス(以下「クラウド」と記述します。)にもGravioをインストールして運用できるようになりました。

Gravio HubKitがインストールされているノードをGravio バージョン 5からは 「Nodeハブ」 または 「ノード」 と呼びます。

クラウドサービス上にGravio HubKitパッケージをインストールすることで、 このサーバをデータを集約するNodeハブサーバとして利用できます
このNodeハブサーバを 「Mainサーバ」 と呼びます。

注: Mainサーバを運用するには、Gravio BusinessまたはBussiness Proサービス契約で付与される「Mainライセンス」が必要です。

Gravio Business/Bussiness Proをご契約のお客様は弊社が用意するGravio Cloudのサーバもご利用いただけます。

Gravio Mainサーバで動作するモジュール

Gravio MainサーバではHubKitパッケージに同梱されている以下のモジュールがサーバとして常駐します。

モジュール名 説明
Gravioコーディネーター Nodeハブの管理およびセンサーデータの集約データベースを包含しています。
Gravio HubKit  アクションエンジンを含むセンサーデータなどの収集・管理を行うためのモジュール群
Gravio コンフィグレーションマネージャー HubKitの設定およびGravioコーディネーターの初期設定機能などを提供する。

Gravio Nodeハブで動作するモジュール

Gravio NodeハブではHubKitパッケージに同梱されている以下のモジュールがサーバとして常駐します。

モジュール名 説明
Gravio HubKit  アクションエンジンを含むセンサーデータなどの収集・管理を行うためのモジュール群
Gravio コンフィグレーションマネージャー HubKitの設定およびGravioコーディネーターの初期設定機能などを提供する。

HubKitの設定やActionフローの編集ツール

Gravioでは、 「アクションフロー」 (または 「アクション」 と記述します。)と呼ばれるユーザが作成するデータフロープログラムをHubKit上で実行できます。

HubKitの設定やアクションフローの編集ツールとして 「Gravio Studio」 というGUIアプリケーションのWindows版とMac版が用意されています。

モジュール名 説明
Gravio Studio HubKitの設定やアクションフローの編集ツール

Gravio Studioを使って以下のような内容を管理・設定できます。

*物理的なセンサーデバイスのセットアップ。物理的なスペース内のどこに配置されているかのマッピング。
*センサーの管理、監視とメンテナンス。
*センサネットワークによってトリガされるアクションを作成、設定。
*アクションフローの作成・編集。
*生のセンサーデータのデータ表示。

Gravio.com

お客様のGravioの契約情報やライセンスの利用状況などを閲覧・管理するためのポータルサイトがあります。
Gravio StudioからGravio.comにログインすると、Gravio Studioの設定パネルからgravio.comへ各種ファイルのバックアップサービスが利用できます。

備考

Gravio HubKitは複数のサーバーモジュールで構成されています。

サーバ名 説明
Gravio Control Manager Gravio Studioとの通信を司るサーバー
Gravio Trigger Manager 様々なセンサーデータを各デバイス管理マネージャサーバ(Serial Port, Bluetooth, Videoなど)から受信し、センサーデータの保存を行うサーバー。また入って来たデータの値をトリガー設定で指定されたコンディションに当てはまるかをチェックし、当てはまる場合は、Gravio Action Managerに実行を依頼します。
Gravio Action Manager アクション実行、センサーデータの保存を行うサーバー
Gravio Serial Port Manager シリアルポートによる物理センサーとの接続管理と、センサーから取得したデータをGravio Trigger Managerに送信する役目を担っています。
Gravio Bluetooth Manager Bluetoothで接続されている物理センサーとの接続管理と、センサーから取得したデータをGravio Trigger Managerに送信する役目を担っています。
Gravio Video Service Onvif Cameraとの接続管理と、カメラからの画像/動画保存、画像推論から取得したデータをGravio Trigger Managerに送信する役目を担っています。
Gravio MQTT Service MQTTから取得したデータをGravio Trigger Managerに送信する役目を担っています。
Gravio Image Processing Manager IVARなどの画像処理サーバから取得したデータをGravio Trigger Managerに送信する役目を担っています。
Gravio App Service コンポーネントを実行するための補助的な機能を持つサーバ

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