AWS IoT MQTTシステムにメッセージを公開する方法の例を次に示します。
 

証明書の作成とダウンロード

AWS IoTを開いて左のメニュー「安全性」にある「証明書」を選択して、「証明書を作成する」をクリックします。

1-Click 証明書作成(推奨)を選択します。

証明書が作成されると3つの証明書がダウンロードできますので、全てダウンロードします。
(パブリックキーは使用しません)
Amazon IoTのルート CAの証明書をダウンロードするために「ダウンロード」を選択します。

RSA 2048 bit key : Amazon Root CA 1のリンクをクリックすると証明書が表示されるのでテキストをコピー&ペーストでエディタに保存します。

 

ポリシーの設定

続いてポリシーを設定します。AWS IoTを開いて安全性にある「ポリシー」を選択して、「ポリシーの作成」をクリックします。
 

ポリシーの名前を入力し、アクションは「iot:*」、リソースARNは「*」と入力して効果の「許可」にチェックを入れて「作成」をクリックしてください。

ポリシーが作成されました。

 

証明書にポリシーの関連付け

安全性にある「証明書」を選択して、作成した証明書ををクリックします。

アクションを選択して「ポリシーのアタッチ」をクリックします。 

先ほど作成したポリシーをチェックして「アタッチ」をクリックします。

 

エントリーポイントの確認

MQTT パブリッシュ、サブスクライブするエントリポイントを確認します。
左のメニュー「設定」をクリックします。エンドポイントが表示されますのでこちらを使用します。


 
 
エンドポイントまでの設定確認が終わりますとAWS IoTでの設定は終わりました。
 
 

Gravio StudioでのMQTTPublisherの設定

Gravio StudioでMQTTPublisherのプロパティには以下のように設定します。
トピックは 任意の値を指定します。
クライアントIDは ユニークな値を指定します。


 
URLは“ssl://“に続けてエントリポイントを入力します。
ポートは「8883」でユーザ名とパスワードは空欄にします。


 
証明書、秘密鍵、ルート証明書はダウンロードしたファイルを選択します。秘密鍵パスフレーズは空欄にします。

 
これでMQTTPublisherからAWS IoTのMQTTにデータを送信する設定が整いました。

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