Gravio Studioを使ってGPSデバイスとレイヤーを紐づけます
GravioではGPSデバイス(COM ポート接続で利用できるGPSデバイス) を1つのレイヤーとしてデータ入力できるデバイスとして利用できます。
現在動作確認が取れているGPSデバイスは こちら を参照してください。
GPSデバイスの接続確認
GPSデバイスの接続確認はWindows10の場合、デバイスマネージャーにCOMx(この場合COM5)が表示されているかを確認してください。
GPSデバイスの追加
1. 「デバイス」で、使用するGPS(DataKind)を選択して新しいエリアとレイヤーを追加します。
ここでは、GPSデバイスは VKLSVAN製 VK172 G-MOUSE USB を使用してGPSのデータを取得する例として説明します。
2. GPSデータを受信するには、GPSデバイスをUSBポートに接続してから、以下のボタンを押してGPSデバイスの設定画面を表示します。
注)GPS Generic Typeが表示されない場合には、GPSデバイスが正しくUSBポートに接続されているかを確認して、HubKitを再起動してください。
GPS Generic Typeが表示されている場合には完了です。ダイアログを閉じてください。
3. 次に、ウィンドウの右上にある丸で囲まれた「+」マークをクリックしてください。
4. レイヤーに接続したいGPSデバイスを選択して、設定します。
設定が終わったら、この画面と閉じてください。
5. 以下のような画面になります。最後にこのGPSデバイスからデータを受信ために、スイッチをONにしてください。
以上でGPSデバイスから自動的にGPSデータの受信が開始されます。
6. GPSデータのフォーマットは以下の通りです。
受信データ
レイヤー設定されたGPSから受信できるデータは下記の通りです。データビューアで確認することが出来ます。
データ | 説明 |
---|---|
Course | デバイスの移動方位(北 0度から時計回りで359.9度までの数値)-1の場合は方位は無効 |
SpeedKm | デバイスの移動速度(km/h) |
SpeedKn | デバイスの移動速度(knots) |
LatitudeDeg | 緯度(DEG形式) |
LongitudeDeg | 経度(DEG形式) |
Latitude | 緯度(DMM形式) |
Longitude | 経度(DMM形式) |
LatitudeDir | 緯度の方位(NまたはS) |
LongitudeDir | 経度の方位(EまたはW) |
用語
・DEG形式
ddd.dddのデータ形式で、ddd.dddは度数で小数点で表記されます。Googleマップで使用されている表記です。
・DMM形式
dddmm.mmmmのデータ形式で、dddは度数、mm.mmmmは分数で、60進法ですので60分で1度となります。
Googleマップで使用されている ddd.dddd度表記は、(度数 + 分数/60) で計算することが出来ます。
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