Gravio Hub(以下、Hub1)をご使用のお客様がGravio Hub 2(以下、Hub2)へ移行する手順について説明していきます。
事前準備
現在運用しているHub1のデータをバックアップして、Hub2にリストアして運用することを前提とします。
事前にHub1を起動し、Hub2もUpdateManagerを使用してネットワーク設定を行ってください。
Hub2はHub1と同一ネットワークに接続するため、移行手順を行う間はWiFiのアクセスポイントの設定か有線LANの接続やDHCP/静的アドレスにて仮IPアドレスを設定します。
Hub1とHub2でUpdateManagerを起動してログインした状態にして移行手順を進めてください。
移行手順
Hub2への移行手順は、以下の7点となります。
- Coordinatorのバージョンを更新する
- HubKitのバージョンを更新する
- Zigbeeのバージョンを更新する
- Hub1でデータをバックアップします
- Hub1でバックアップファイルをダウンロードします
- Hub2でリストアする
- Hub2のネットワークを変更する
※ UpdateManagerの使用方法につきましては こちら を参照してください。
1. Coordinatorのバージョンを更新する
Hub1とHub2のCoordinatorソフトウェアのバージョンを同一にします。
Hub1でGravio設定タブにある、Gravio コーディネーターソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
Hub2でも同じくGravio設定タブにある、Gravio コーディネーターソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
2. HubKitのバージョンを更新する
Hub1とHub2のHubKitソフトウェアのバージョンを同一にします。
Hub1でGravio設定タブにある、Gravio HubKitソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
Hub2でも同じくGravio設定タブにある、Gravio HubKitソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
3. Zigbeeのバージョンを更新する
Hub1とHub2のZigbeeソフトウェアのバージョンを同一にします。
Hub1でGravio設定タブにある、Zigbeeソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
Hub2でも同じくGravio設定タブにある、Zigbeeソフトウェアのアップデートから最新バージョンに更新してください。
4. Hub1でデータをバックアップします
Hub1でGravio設定タブにある、HubKit / コーディネーターデータバックアップでバックアップボタンを押してデータをバックアップを行います。
バックアップボタンを押すとHub1で保存しているデータをダウンロード出来るように処理するあいだ少し時間がかかります。
もし処理中にエラーが発生した場合は、保存しているデータが多いのが原因の可能性がありますのでメディアファイルを削除するなど不必要なデータを削除してからもう一度試してください。
メディアファイルの保存先は こちら を参照してください。
5. Hub1でバックアップファイルをダウンロードします
Hub1でGravio設定タブにある、HubKit / コーディネーターデータバックアップでエクスポートボタンを押してバックアップファイルをローカルPCにダウンロードします。
6. Hub2でリストアする
Hub2でGravio設定タブにある、HubKit / コーディネーターデータバックアップでローカルPCに保存したバックアップファイルをインポートします。
Hub2にHub1のバックアップファイルをインポートすることでHub1のデータがHub2に移行されました。
7. Hub2のネットワークを変更する
Hub2をHub1とは別の新しいホスト名やIPアドレスとして運用する場合にはここまでで移行は終わりです。
ネットワーク設定情報はバックアップファイルをインポートしても引き継がれませんので、Hub1と同じホスト名やIPアドレスを使用したい場合は、Hub1を停止し、Hub2のネットワーク設定で変更してください。
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