MySQL Queryコンポーネントは、MySQLに対してクエリー文を実行してデータを取得することができます。
MySQL 5.6以上に対応しています。
出力ペイロード
出力ペイロード | 説明 |
---|---|
cv.Payload |
条件に一致した各レコードをプロパティで指定した出力形式でレコードを出力します。 |
配列形式の出力例
table1テーブルに、column1(整数型)、column2(文字列型)がある時に、SQLプロパティに `SELECT * FROM table1` と指定し、出力形式プロパティに「配列」を指定すると、以下のように出力ペイロードが生成されます。
出力例
[1, "abc"]
[2, "def"]
[3, "hij"]
オブジェクト形式の出力例
table1テーブルに、column1(整数型)、column2(文字列型)がある時に、SQLプロパティに `SELECT * FROM table1` と指定し、出力形式プロパティに「オブジェクト形式」を指定すると、以下のように出力ペイロードが生成されます。
出力例
{"column1": 1, "column2": "abc"}
{"column1": 2, "column2": "def"}
{"column1": 3, "column2": "hij"}
コンポーネントプロパティ
プロパティー名 | 説明 |
---|---|
SQL | 実行するSQL文を指定 |
出力形式 | 配列形式かオブジェクト形式を選択 |
ホスト | MySQLのホストを指定します |
ポート | MySQLのポートを指定します |
ユーザ名 | MySQLのユーザ名を指定します |
パスワード | MySQLのパスワードを指定します |
データベース | データベースを指定します |
タイムゾーン | データベースのタイムゾーンを指定します |
TLS | 通信の暗号化を true(SSL/TLS接続をする)、false(SSL/TLS接続をしない)、 skip-veiry(SSL/TLS接続をするがサーバー証明書の検証をしない)、preferred(最初にSSL/TLS接続を試し接続できなかったら、次にSSL/TLS接続をしない接続を試す)から指定します |
ルート証明書 | 使用するルート証明書を指定します。AWSのAuroraまたはRDSを使用する場合にはAWSが発行したサーバー証明書を使用する必要があります。そのサーバー証明書のルート証明書となります |
プレースホルダー
実行するSQL文にプレースホルダーを使用してcv.Playloadの値をSQL文に使用することができます。
SELECT * FROM table1 WHERE id=?
? で指定したプレースホルダーにはcv.Payloadの値が使われます。cv.Payloadに1と入っていた時に、idが1のレコードを取得できます。
プレースホルダーは2つ以上指定することもできます。
SELECT * FROM table1 WHERE name=? AND age=?
2つ以上のプレースホルダーに値を指定するためにcv.Payloadに配列で値を指定しください。
["First Last", 20]
Text2SQL
Text2SQLはOpenAIのChatGPTの機能を使用して取得したいデータをプロンプトに入力した日本語からSQL文を生成できる機能です。
使い方は こちら を参照してください。
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