PostgreSQL Execcコンポーネントは、PostgreSQLに対してSQL文を実行してデータを更新/削除することができます。
PostgreSQL 11以上に対応しています。
出力ペイロード
出力ペイロード | 説明 |
---|---|
cv.Payload |
入力ペイロードに加えて実行したSQL文によりLastInsertIdまたはRowsAffectedを渡します |
LastInsertIdは、実行したSQL文がINSERT文だったときに、DBによって生成されたIDが取得できた場合に返されます。
RowsAffectedは、実行したSQL文によって影響を受けたレコード数を返します。例えば、DELETE文だったときに削除された行数が戻ります。
コンポーネントプロパティ
プロパティー名 | 説明 |
---|---|
SQL | 実行するSQL文を指定 |
バルクモード | SQL文の実行でバルクモードを使用するかを選択 |
バルクサイズ | バルクモードを使用する場合にそのサイズを指定します |
ホスト | PostgreSQLのホストを指定します |
ポート | PostgreSQLのポートを指定します |
ユーザ名 | PostgreSQLのユーザ名を指定します |
パスワード | PostgreSQLのパスワードを指定します |
データベース | データベースを指定します |
タイムゾーン | データベースのタイムゾーンを指定します |
SSLMode | 通信の暗号化を disable(SSL/TLS接続をしない)、allow(最初にSSL/TLS接続をしない接続を試し接続できなかったら、次にSSL/TLS接続を試す)、 prefer(最初にSSL/TLS接続を試し接続できなかったら、次にSSL/TLS接続をしない接続を試す)、require(SSL/TLS接続をする。サーバー証明書は指定されたら検証するが、指定されなかったらしない)、verify-ca(SSL/TLS接続をし、サーバー証明書も検証する)、verify-full(SSL/TLS接続とサーバー証明書を検証し、かつサーバー名の検証も行う)から指定します |
ルート証明書 | 使用するルート証明書を指定します。AWSのAuroraまたはRDSを使用する場合にはAWSが発行したサーバー証明書を使用する必要があります。そのサーバー証明書のルート証明書となります |
プレースホルダー
実行するSQL文にプレースホルダーを使用してcv.Playloadの値をSQL文に使用することができます。
UPDATE table1 SET name='更新名' WHERE id=$1
? で指定したプレースホルダーにはcv.Payloadの値が使われます。cv.Payloadに1と入っていた時に、idが1のレコードを更新します。
プレースホルダーは2つ以上指定することもできます。
UPDATE table1 SET name=$1 WHERE id=$2
2つ以上のプレースホルダーに値を指定するためにcv.Payloadに配列で値を指定しください。
["First Last", 20]
Text2SQL
Text2SQLはOpenAIのChatGPTの機能を使用して取得したいデータをプロンプトに入力した日本語からSQL文を生成できる機能です。
使い方は こちら を参照してください。
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