Gravioはソフトウェアセンサーもサポートしています。ソフトウェアセンサーの例は、部屋にいる人の数を検出し、特定のしきい値に達すると特定のアクションをトリガーするカメラです。これらのセンサーは、ソフトウェアおよび人工知能(推論ファイル)を使用して作成されます。

ソフトウェアセンサーの作成

Gravioで利用できるカメラデバイスはUSBのシリアル接続が可能な場合および、ONVIF (Profile T)をサポートしたカメラでデバイスになります。

  1. 「デバイス」で、カメラのセンサーの種類(DataKind)を選択して新しいエリアとレイヤーを追加します。
      

     
  2. 以下のボタンを押して、OnVifとして認識されているカメラの設定画面を表示します。
      

     
  3. 新しく追加されたカメラデバイスをクリックし、プロパティを設定します
      

       
  4. 以下の設定をプロパティーとして設定できます。
      

       
    ・カメラの種類のビデオまたは画像を選択します。画像の場合はjpeg形式となります。ビデオの場合はmp4形式となります。
    ・撮影する頻度(秒)
    ・あなたが使用したい推論ファイル、例えば “NumberOfPeople”
    ・画像を保存するか、処理した直後に破棄することができます。画像を保存する場合、Linuxなら /var/opt/hubkit/mediadata/に、Windowsなら C:\ProgramData\HubKit\mediadataに、Macなら /Library/Application Support/HubKit/mediadata に保存されます。
      
  5. +ボタンをクリックしてバインド設定画面を表示します。
      

      
  6. 設定したカメラをレイヤーにバインドにします。
      

      
  7. 最後にセンサー取得をONにします。
      

推論ファイルを使用する

Gravio Freeアカウントのサービスを契約されている方は1つの推論ファイルを、Gravio Basicアカウント以上のサービスを契約されている方は、1つ以上の推論ファイルをGravio Cloudからダウンロードしてご利用いただけまます。
  

  1. 設定画面の画像推論モデルを表示します。
      

      
  2. 推論するモデルを配置するボタンを押してダウンロードします。
      

      
  3. 推論ファイルを使用する場合にはレイヤーを作成するときにCameraではなく推論ファイルを選択します。
      

      
  4. 設定した推論ファイルをレイヤーにバインドにします。
      

      
  5. 最後にセンサー取得をONにします。
      

推論ファイルを使用する時のパフォーマンスの目安

推論ファイルを使用する場合のハードウェア環境につきましては こちら を確認してください。

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