WriteToExcelLocalコンポーネントは、データをExcel形式でxlsxファイルに出力することができます。
入力ペイロード(cv.Payload
)はJSON配列の配列か、JSON Objectの配列での入力を受け付けます。それ以外の場合は文字列に変換して、1行、1カラムのExcelファイルとして出力します。
入力ペイロード | 例 |
---|---|
JSON配列ペイロードの例 | [[123, "abc", "xxx"], [456, "def", "yyy"], [789, "hij", "zzz"]] |
JSON Objectのペイロードの例 | [{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}] |
コンポーネントプロパティ
プロパティー名 | 説明 |
---|---|
ファイル名 | ファイル出力の場合のファイル名を指定 |
シート名 | データを出力するシート名を指定 |
書込モード | 新しいファイル(New File)を作成するか、セルを更新(Overwrite)するか、行を追加(Append)するかを指定. cp.WriteModeの値としては、 "New" , "Append" , "Overwrite" のいずれか |
出力ヘッダー | データを出力するときにヘッダも出力するかを選択 |
出力フィールド順 | 入力ペイロードがJSON Objectの場合、出力するフィールド名を出力させたい順に,(カンマ)で区切り列挙します |
スタート列 | 出力する最初の列を指定します。 |
スタート行 | 出力する最初の行を指定します。 |
※ファイルパスを指定しないファイルの保存先はactmgr/dataとなりますが、ファイルパスを指定するファイル名の書き方は こちら を参照してください。
「書込モード」(WriteMode)
・行を追加 (Add Rows)
列の指定に関わらず、データが入っている最後の行の次の行からデータが追加されます。ただし、Write To Excel (Local)の場合は、過去にデータを入力して削除した行もデータが入っていると見なされます。
指定した「スタート行」がデータが入っている最後の行の次の行よりも大きい場合、その「スタート行」からデータが追加されます。
・セルを更新 (Update Cells)
一部のセルが置き換えられます。既存の内容がある場合は、そのセルの内容が上書きされます。
・新しいファイル (New File)
既存のファイルがある場合は、そのファイルが上書きされます。(注意:Write To Excel (365)の場合、ブラウザでファイルが開いているとエラーが発生することがあります。)
出力フィールド順の指定方法
JSON Objectのペイロードが下記の場合に、出力フィールド順に field3, field1 と指定するとExcelファイルが出力されます。
・JSON Objectのペイロード
[{"field1": 123, "field2":"abc", "field3":"xxx"}, {"field1": 456, "field2":"def", "field3":"yyy"}, {"field1": 789, "field2":"hij", "field3":"zzz"}]
・出力ペイロード(Excelファイル)
field3, field1
xxx,123
yyy,456
zzz,789
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